
ブレーキパッドの乾燥工程での温度変動を防ぐには
ブレーキパッドの製造ラインを運用している人なら、この問題をよく知っているでしょう。乾燥プロセスを設定しても、午前8時の時点では何も問題ありません。しかし、その後何かが変わってしまいます。夜勤の時間になると、IRモジュールの出力が不安定になります。突然、均一に乾燥しなくなり、廃棄部品が大量に発生します。これは本当に厄介です。
私たちは、このような状況を防ぐためにIRモジュールを開発しました。目的は簡単です。最初の1時間の間の熱密度と、24時間経過した時の熱密度が同じであることです。変動や予期せぬ事態が起きないようにするのです。
どうやって出力を安定させているのか
出力の変動は、主に2つの理由によって引き起こされます。安価なフィラメントや悪い熱管理です。私たちはそういうことはしません。高純度のタングステンフィラメントと頑丈なクォーツケースを使用しています。これにより、時間が経つにつれて出力が低下するのを防ぎます。
しかし、単に出力を上げるだけでは不十分です。もし出力が高すぎて、工場の電源系統が不安定だと、光がちらつくようになります。これは大変な問題です。
これを解決するために、私たちはPIDコントローラーを使用して、リアルタイムで入力を調整します。これにより、出力が一定に保たれます。
24時間体制の厳しい環境に対応できるように設計されている
24時間体制で工場を稼働させると、ハードウェアに大きな負荷がかかります。絶え間ない振動やほこり、金属粒子の影響で、ほとんどの部品が壊れてしまいます。
私たちは、フィラメントが振動で壊れないように、取り付けブラケットを強化しました。また、モジュールをしっかりと密封しました。そうすることで、ほこりが入らず、熱が逃げないようになります。
ただし、注意点があります。これらのモジュールは大量の熱を放出します。その熱が望ましくない場所に行ってしまうこともあります。もしコンベヤーの周囲の換気が悪ければ、空気が非常に高温になります。それによってセンサーが壊れてしまうこともあります。私は、電子機器を置くケースに強制換気装置を設置することをお勧めします。これは小さな追加投資ですが、熱による故障を防ぐのに役立ちます。
既存の設備を活用して利用できる
全ての設備を撤去したり、数週間かけて設計を変更する必要はありません。これらは直接、既存の電源ラインに接続すれば使用できます。IR出力が安定すれば、手動での品質検査を行う必要もなくなります。さらに、数週間ごとに壊れたランプを交換するという面倒な作業も不要になります。